羽幌炭鉱の遺構を巡る〜羽幌エリア〜

築別エリア↓を探索した後は、羽幌坑方面へ移動し探索してきました。

tabiog.hatenablog.com

 

羽幌炭鉱第2 選炭工場貯炭場

この建屋と立坑が道路から見えるので、場所は分かりやすいです。

 

内部

この上に、枕木とレールが轢かれていたのかな

 

山側の壁面が歪んでいました。

 

前回来た時は、立坑へ行く道が草に覆われていたので断念しましたが、今回はがっつり探索していきます。

立坑以外にも遺構がありますね

 

シックナー跡

 

選鉱場跡?

コンクリートがボロボロです。

 

内部へ

だいぶ傷みは見られるものの、外壁ほど酷くはない。

 

少し覗くだけにしておこうかと思ったのに、あまりにも素敵な空間だったので、しっかりと長居してしまいました。

 

朽ち具合がとても絶妙で、このタイミングで見に来れて本当に良かったです。

 

いつまででも居たい気持ちでしたが、まだ探索する場所があるので、次へ向かいます。

通路っぽいなにか

 

少し離れた場所にも建屋が

 

そして、ついに立坑に辿り着きました。

距離的にはすぐ近くですが、ぬかるみがあったり、蜘蛛の巣と格闘したり、ヒグマが出ないか警戒したりと少々時間がかかりました。

 

入り口から中を覗いたところ

巻き上げ塔

いい感じの状態で残っていますね。

 

立坑内は、看板類がわりと状態良く残っていたのが印象的でした。

 

事務所的なスペース

 

浴場

 

こんなに立派な立坑の建屋が残っているけど、実際稼働した期間は5年程度と短い。

そんな炭鉱の歴史にも思いを馳せつつ、探索を満喫してきました。

 

余談:車に戻る途中で見つけた木の傷跡

見つけた時はヒグマの爪痕かと思って、かなりビビりました…

帰宅後に調べたところ、エゾシカのツノ研ぎ跡の様です。

ヒグマではなさそうで一安心

山に入る以上は熊鈴等の対策だけでなく、知識も必要だと感じた出来事でした。