廃トンネルを愛に保台古道へ

先日、千葉県鴨川市にある、保台(ぼだい)古道にハイキングに行ってきました。

素掘りのトンネルが8本もあるという昔の馬車道とのことで、非常に気になっていた場所

 

清澄寺の市営駐車場に車を停め、関東ふれあいの道「モミ・ツガの道」に入ります。

ゲートがありますが、徒歩での侵入はOK

 

 

支線には逸れず、ひたすら真っ直ぐ進みます。

保台古道へは、山が切り開かれているあたり(アスファルト舗装が始まってすぐのあたり)を左側に降りていきます。


このあたり

 

ちなみに自分は入口を見つけられずに、2つ目のゲートまで行きました

ここまで行くと行き過ぎなので、少し戻りましょう。

戻った時の方が入り口は分かりやすいです。

道のすぐ脇には特に何の案内もないのですが、少し進んでみて下さい。

 

上の写真のオレンジの矢印のあたりに入り口の看板が倒れています。

あとは真っ直ぐ進んでいくだけ!

 

少し進むと早速片洞門が現れます

 

片洞門から少し進むと、1本目のトンネルが!

八号隧道

保台古道にあるトンネルは、全て観音掘りのトンネルです

崩落だったり、元の地層や地形の影響で、少しずつ形が違います。

 

路面の様子から、現役の道路ではないという感じが伝わってきます。

 

保台古道自体は草木に覆われたり、崩落したりしている箇所もありつつ

 

しっかりと道の形状を保っている箇所も

 

七号隧道

 

トンネルを抜けた先には、次のトンネルが

 

六号隧道

土被りが少なく、わざわざトンネルを掘らずに回り込んでも良さそうに見えますが、

 

反対側は結構な崖でした

 

五号隧道

この辺りはトンネルが連続しています

向こう側が見えていないと、ただの洞穴のようにも見えますね

 

坑口付近に崩落あり

 

四号隧道

廃道らしさのある外観

 

身を屈めないと入れないかと思いきや、近づいてみると思ったより空間が確保できていました。

出口側の五角形がキレイ

 

ちょっと分かりづらいですが、途中、ロープを頼りに岩場を進む場面もありました。

トンネルへの愛が試されているw

 

三号隧道

坑口付近に崩落あり

トンネルから見える緑が好き

二号隧道

 

 

一号隧道

キレイな五角形の坑口

 

一号隧道が8本のトンネルの中で一番長いです。

他のトンネルはライトがなくてもある程度光が差し込みますが、このトンネルを歩く際はライトが必要

トンネルの内部にはコウモリもいます。

 

反対側

こちらも坑口付近は状態がいいですね

 

一号隧道まで来て、少しのんびりした後、引き返して帰路につきましたが

もう少し進めば切り通しもあったみたいですね…

 

ヤブツバキ

房総半島の探索にはヤマビルの出ない冬がオススメです。