燈籠坂大師の切通しトンネルと造海城

先月から千葉県民になりました。

千葉(房総半島)は素掘りのトンネルが多いらしいので、早速行ってきました。

 

記念すべき第一号は、燈籠坂大師の切通しトンネル。

 

手前の駐車スペースに車を停めると、さっそくいいい感じの素掘りのトンネルがお出迎え。

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ノミ跡(?)もくっきり残っていて、見応えのあるトンネルです。

このトンネルだけでも既に満足出来ます。

 

そしてトンネルを抜けた先に現れるのが、燈籠坂大師の切通しトンネル。

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先程のトンネルが完全に霞んでしまう、圧倒的存在感!

 

元々は先程のトンネルぐらいのサイズでしたが、高低差をなくすために切り下げて、このような形状になったようです。

 

日の差し込み具合が美しいですね。

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掘り跡と断層が合わさって、芸術作品のようで、いつまでも見ていたくなります。

 

トンネルを抜けた先には灯籠坂大師があります。

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なかなかの高低差です。

トンネルが切り下げられる前は、これほど階段を登る必要はなかったんだろうな。

 

お参りして、境内を見渡すと、何やらさらに上りの階段が。

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気になったので上ってみると、この先に造海城(つくろうみじょう)跡があるとのこと。

これは行くしかない!

 

 尾根沿いに曲輪の跡が見てとれます。

堀切と思われるものも何箇所かありました。

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 全くノーマークだった為、下調べなく歩いてみましたが、なかなかに広大なお城だったようです。

見学路がきちんと整備されている訳ではないので、ほどほどのところで撤退しました。

 

 

 城下を望む

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季節の花を愛でる

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久々に山中を散策し、プチ登山気分も味わえて、楽しかったです。

しばらくは、近場であちこち出かけてみようと思います。